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=== 外来魚バスターズ 駆除活動報告 ===
ロクマル駆除 〜 琵琶湖解放の戦い Ⅱ 〜  報告担当:サエキ
 昨年私が駆除したバスの中に、3匹の60cmを超えるバスが混ざっていました。
今春の産卵シーズンには大型に的を絞って駆除したにもかかわらず、昨年駆除した場所では60cmオーバーは私には1匹も釣れず、昨年の駆除の効果が少しは出たかなと思っています。

 その後、6月5日に初めて行った北湖の漁港で60cmが釣れました。このバスは60cm3.7kgの比較的スリムな魚体でしたが、釣って足元に放っておいたところ、しばらくすると口から魚の尾びれがでてきました。プライヤーで引っ張ってみると出てきたのは、25cmほどもある半分消化されたケタバス(コイ科の在来魚)でした。
 この巨体で、遊泳力の高いケタバスをどうやって丸呑みにするのか、まったく不思議です。また、のどから尾びれがでるような状態にもかかわらず、まだエビを食べに来る食欲にもいつもながらあきれさせられます。厳しい自然の中で食べることと子孫を増やすことに特化したようなこの魚、日本の自然には似合わないと改めて感じました。

 普段は琵琶湖に散らばってなかなか目にすることが無い大型のバスも、晩冬から初夏にかけての産卵期前後には、必ず岸近くにやってきます。
 ロクマル。趣味でバス釣りをしている人には特別の思いがあるのかもしれませんが、私にはただの大きなバスにすぎません。ただ、お腹に卵が詰まった大型バスを駆除したときは、台所で卵を持ったゴキブリを始末した時のような満足感があります。
 大型になるバスは成長も早いと言われています。早く大きくなり大量の卵を産む、害魚の性格の更に強い大型バスを産卵期に駆除することは大きな効果があると思っています。
 バスも大型になると引きが強いので、掛けてからのやり取りには多少慣れが必要ですが、エサ釣りでは大型のバスも比較的容易に釣ることができます。
 多くの釣り人が駆除すればバスはもっと減らせると思います。磯釣りや波止釣りの道具はそのまま駆除に使えます。外来魚バスターズでは年間数トンの駆除を達成しています。皆さんも是非、釣りによる外来魚駆除に参加してください。

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