1月26日の午前6時半ごろ、魚成さんと残雪のマキノの漁港に到着。あたりの山はすっかり雪景色、冬の琵琶湖もなかなか美しいものです。車を降りて、まずは暗い内から駆除を開始している他のメンバーの様子を見に行きます。すると、停泊している船の際を釣っていたLARさんがやや型のいいバスを釣り上げ、それをみて魚成さんが笑います。全体的には、この寒さの中、まだ外来魚は揚がっていないようです。私もそろそろ戦闘開始。前回入れ食いだった漁港内のやや沖のポイントを狙おうと移動すると、足元がつるっ、と滑ります。見れば、何?地面が凍っているではないか!?今日の朝の冷え込みはかなりのようです。まず遠め、次に近めの船も際、と竿を出すもアタリはなし。他のメンバーも用意した焚き火で暖を取りながらの駆除です。このように冷え込みが強いと、さすがの外来魚も藻に入ってしまい、食事どころではないようです。
|
|
|
このような日は慌てず急がず、竿を出しながら日が昇り水温が上がってくるのを待ちます。漁港の一番入り口の方では、魚成さんがぽつぽつとバスを釣り上げているようです。このポイントは昨年の12月に小型のバスが大量に釣れたところでもあります。今日は漁港の西側にバスが集まっているようです。魚成さんが皆に呼びかけ、メンバーがポイントの移動を開始。私も、魚成さん、サエキさん、竹内さんと共に同じポイントを狙います。ほどなくして、バス駆除専用ウキ「琵琶湖2号」が水面へと消し込み、やや小型ながらバスが釣り上がってきます。山の陰に隠れていた太陽が徐々に姿を現しはじめました。気温が上がるにつれて、当りが多く成ります。やや大型のバスも釣れ始めました。活性が高くなってきているようです。
今日は、LARさんが開始時から良型のバスを釣り上げています。停泊中の船のすぐ沖側に、型のよいバスが集まっているようです。隅のポイントもアタリがなくなってきたので、魚成さんと私もそのポイントを狙います。ややせまいポイントですが、すぐにウキが消し込み、大型のバスが揚がってきます。30cmを超えるよく肥えたバスも見られ始め、時折タモが飛び出します。その様子を見て集まったノラネコ軍団が獲物を狙っているので気をつけなくてはなりません(^^;。正午をすぎ、そろそろ食事をとってもいい時間ですが、時合いは続き、良型のバスが次々と揚がってきます。きりがないので、1時すぎに休憩、弁当を食べます。今日は非常にいい天気で、少し暑いぐらいです。
|
|
|
少し休んでから再び戦闘開始、今日はポイントがやや限られている事もあり、如水さんとサエキさんは他の場所へ偵察に出ます。その後も同じポイントで同じような型が釣れ続きます。3時すぎに午前中仕事で戻っていた亮さんが再び参戦、しばらくして如水さん、サエキさんも戻ってきます。そちらでも大型のバスが群れているポイントがあり、なかなかの釣果だったようです。夕方も近づき漁港内にはカモの親子やウが入ってきました。場が荒れるので、こちらにはこない事を祈ります(^^;。日も暮れ始め、5時を告げる寺の鐘の音が、漁港一帯に響き渡ります。バスターズ結成以来、これまで何度この音を聞いた事でしょう。しかし、今日も外来魚は釣れ続いています。
|
|
|
前回よりも少ないメンバーで臨んだ今回の定例駆除でしたが、結果は、バス523尾(66.1kg)、ギル9尾(0.7kg)、合計532尾(66.8kg)の大戦果でした。全体としては、前回同様30cm前後のバスが中心で、ギルは3時を過ぎたころからわずかに見られただけでした。今回の釣果で、本年の合計駆除量は200kgを超えました。このペースで、春には産卵を控える外来魚を駆除していく所存です。今回も駆除に御奮闘いただきました7名の皆さん、お疲れさまでした。
|
■ 駆除成果 |
参加人数 |
|
7名 |
|
|
ブラックバス |
|
523尾 |
|
66.1kg |
ブルーギル |
|
9尾 |
|
0.7kg |
|
合計 |
|
532尾 |
|
66.8kg |
|